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ゴッホ

【フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)】
●印象派をベースとしている表現主義
●1853年3月30日‐1890年7月29日
「あなたの知っている画家は誰ですか?」と聞かれてすぐに思いつく画家にゴッホがいます。
ゴッホの「ひまわり」という絵画は有名ですよね。
とても高い価格で絵画が買われたとニュースが流れていたこともあります。
今でこそ、とても有名なゴッホですが、それはゴッホがこの世を去ってからなのです。
画家として生きていた時代のゴッホはどのような人生を送っていたのでしょうか。
ゴッホの絵には、たくさんの特徴があります。あなたもゴッホについてもっともっと詳しくなってみましょう♪

ゴッホのプロフィール
ゴッホの本名はフィンセント・ファン・ゴッホといいます。
ゴッホは19世紀の絵画史の中で一番個性的な画家とも言っていいでしょう。
ゴッホは1853年3月30日にオランダで生まれ、子どものころから頑固で気むずかしい性格をしていました。

  ゴッホが絵画を描きはじめるようになったのは10代のはじめからで、当時は水彩画を描いていました。
ゴッホは最初から画家を目指していたわけではありません。
画商で働いたり、伝道師をしていたりしたのですが、両方とも長くは続かなかったのです。

 伝道師をクビになった後、ゴッホは本格的に絵画を始めるようになりました。
ここに画家としてのゴッホが誕生したのです。
 フランスで絵を描き続けたゴッホは、気性がはげしかったことと
失恋のショックで精神的に不安定になっていたこともあり、他の画家との仲はよくありませんでした。
 ゴッホはフランスの村アルルという場所で絵画を制作し続けますが、
認めてくれる人はほとんどいなかったのです。
今でこそ、高価な絵画の画家として知られているゴッホですが、
生きている間に売れた絵画は「赤いぶどう畑」のたった1枚だけでした。

  絵画も売れず、生活にも苦しみ、数少ない画家仲間だったゴーギャンともうまくいかなかった
ゴッホはどんどん精神的に不安定になっていきました。
  そして、1890年7月27日に家の中で自分の胸に銃を向けたのです。
翌日の朝、それを発見した弟のテオによって病院に運ばれて治療を受けたのですが7月29日になくなりました。
  ゴッホが「情熱の画家」「不遇の画家」と呼ばれているのはこのためです



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ゴッホの絵画の特徴
多くの絵画は描き方の特徴によって、○○派と分けられます。
ゴッホの絵画には印象派の影響もありますが、それだけには収まりきっていません。
どれにも当てはまらない絵画を描いたのがゴッホなのです。
ゴッホの絵画の特徴は、黄色とボコボコした厚塗り、
そしてゴッホの不安定な気持ちをあらわすかのようなうねりとうずまきです。

■黄色が好きだったゴッホ
有名な絵画「ひまわり」を見てもわかるように、ゴッホは黄色がとても好きでした。
「ひまわり」以外の多くの絵にも黄色がたくさんぬられた絵画を描いています。
ゴッホはアルルで住んでいた家の外がわも黄色にしていました。
すぐに黄色の絵の具がなくなっていたので、
弟のテオに手紙を出す時はいつも「黄色の絵の具を買ってきてほしい」と書かれていたくらいです。

■厚塗りの絵画
教科書や本に載っているゴッホの絵画を見ても、なんとなくわかるかもしれませんが、
ゴッホはキャンバスに絵の具を塗りつけるのではなく、乗せているような描き方をしています。
勢いよく塗っている絵も多く、これらの絵画は絵の具が画面から立っていることもあります。

■うねりとうずまき
ゴッホ自身が不安定になっていくほど、彼の絵画にはうねりやうずまきが多く登場しています。
それは空や雲がうねりうずまいていたり、木のはえ方がうねっていたり、
単色のうずまきが背景になっていたりします。
これはゴッホが自分の不安な気持ちを、絵画で表現しているといわれています。

■浮世絵
ゴッホは日本の浮世絵に興味を持っていたので、絵画にも何度か浮世絵が登場しています。
19世紀後半、ヨーロッパでは浮世絵が流行していて安く手に入れることができました。
ゴッホもその浮世絵を買った一人です。
画家の視点で浮世絵を見たとき、
描き方がこれまでのヨーロッパ絵画の中ではなかった方法だったので注目されていました。
ゴッホの自画像の背景にも浮世絵が描かれているんですよ。

ゴッホの有名な絵画
ゴッホは、他の画家と比べてもとても多くの作品を残しています。
その中でも特に有名な絵画を紹介しましょう。

■ひまわり
ゴッホといえばひまわりははずせませんよね。
ゴッホは生きている間に何枚かのひまわりを描いています。
いきいきとしたひまわり、少し枯れそうなひまわりなど同じ「ひまわり」でも雰囲気が全然違います。
ロンドンのナショナル・ギャラリーでこの絵画を見ることができます。

■星月夜
この絵画もゴッホの作品として有名で、何枚か描かれています。
夜の星空の絵画なのですが、月や星の光が大きなうずまき状に描かれています。
全体的に暗い色が使われているせいもあり、ゴッホの不安な気持ちをあらわしているような絵画です。
ニューヨーク近代美術館などで見ることができます。

■自画像
ゴッホの自画像も複数ありますが、有名な自画像としては耳に包帯を巻いている絵と最後に書かれた絵です。
ゴッホの自画像を見ていくと、その当時の彼の気持ちが色や筆づかいでよくわかります。
耳に包帯を巻いている絵はロンドンのコートールド・インスティテュート・ギャラリー、
最後に書かれた絵はパリのオルセー美術館にあります。

自分の情熱のままに多くの絵画を残したゴッホの本物の絵の多くは、ヨーロッパの美術館にあります。
日本で見ることはあまりできませんが、何年かに一度、「特別展」などで目にすることができます。
図工や美術の教科書を見ているのとは違い、本物の絵を見ると雰囲気も全く違いますよ。
私も一度だけ本物を見たことがあるのですが、これまでのゴッホの絵画の印象がガラリと変わりました。

ゴッホはこんな言葉を残しています。
すばらしい絵画を制作するのは、ダイヤモンドや真珠を見つけ出すのと同じくらい難しい。
困難や苦労を覚悟して、命もかけなければ成し遂げることができない」
 
ゴッホと関係がある画家:ゴーギャン

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